勢いでスタートした1週間の国内旅行一人旅。想像の何倍も快適でした。
一人旅をしてきました
『一人旅は移動式の引きこもり』。
この言葉をお守りに出発した1週間の国内一人旅から帰ってきました。
もともとスペイン巡礼に行こうと準備を進めていましたが、顎変形症の治療が終わってから行くことに変更。
ただ、旅に出たい願望は消えることはなかったので、半ば勢いで国内旅行を決めました。
どちらもYouTubeで存在を知り、人生の中でいつか体験できればいいなと以前から思っていました。
自分の目標を自分のお金で自分で叶える。
大人にとっては簡単なことだと思うかもしれませんが、私にとっては大きな出来事。
長い間、外に出ようと思っても出来なかった私には、とても良い経験になりました。
一人旅をしたからこそわかったメリットを、お伝えします。
一人旅をしてわかったメリット3つ
自分のペースで行動できる
やっぱり、自分のペースで行動できるのは大きかったです。
疲れたときは休めるし、もっと動ける日は予定を変えることも可能。
一緒にいる人にお伺いを立てる必要もなく、ホテルにいる時間が長くても罪悪感を感じなくていい。
一人でいるのを寂しいと思われることより、誰かと一緒に行動することの方が負担に感じやすい私には、とても合っていました。
予算を大きく外れない
ホテル代と交通費は事前に支払っていたため、旅行中にかかった費用はご飯代とお土産代くらい。
旅の予算にあまり余裕がない私には、安心できるポイントでした。
気兼ねなく、行きたい場所に行ける
メリット3つ目は、気兼ねなく行きたい場所に行けること。
たとえ家族であっても、人の好みは千差万別。
場所によっては提案しづらい場合もありますよね。
人の気持ちを考えすぎて疲しまう私には、これが一人旅をする際の一番の安心材料になりました。
元場面緘黙に一人旅がオススメな理由
中学・高校と場面緘黙だった私。現在は話せるようにはなりましたが、声が出づらく感じる場面は時々あります。
一人旅の間は、自分が話せなかったことを知っている人が周りにいないので、変に気を回すこともなく素直に声を出せた気がします。
家族と旅行に行くとどんな場面でも家族に頼ってしまうため、声を出す場面がほとんどなかったんだと実感しました。
チェックイン・チェックアウトに食事の注文に買い物。小さなことですが、すべて自分でできたことが自信に繋がりました。
やってみたらできることも、やってみるまでが不安。
人生でまだ起きてないことに対して不安や心配を感じることは、自分の可能性を狭めることなんだと痛感しました。
「一人旅は移動式の引きこもり」という考え方
X(Twitter)で知った、『一人旅は移動式の引きこもり』という考え方。
不登校だった中高生時代に自分の部屋にいることの多かった私には、一人旅に踏み出す上でとても心強い言葉でした。
たしかに、チェックインしてしまえば一人の時間を過ごせるし、周りは知らない人ばかりなので気が楽。
誰も自分のことを気にしないでいてくれる環境が、とても心地よかったです。
一人旅をしなくても誰も私に興味はないと思います。
ただ、小さな行動や動き、見た目のことについて、いちいちとやかく言われてきた中高生時代を過ごすと、なかなかそうは思えません。
一人旅を通して、自分の部屋に籠もるくらいの安心感が外の世界で得られることを知ったのは、私にとって大きな発見でした。
今後、スペイン巡礼に向けて
実は、家族も私が一人旅をできるかどうか心配だったみたい。
今回の一人旅を終えられたことで、スペイン巡礼に対しての家族の理解が得られたのは大きい。
顎変形症の治療がおわったら、そのご褒美にスペイン巡礼に出発しようと思います。
出発の日が近づいたら、このブログでお伝えできたら嬉しいです。
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