酒さ様皮膚炎でつらかった時期を乗り切った方法をお伝えします。
私の肌荒れ歴
からかわれた事もあったため、中学生の頃から頬の赤みがコンプレックスでした。
赤みが顔中に広がったことをきっかけに、皮膚科を受診。
脂漏性皮膚炎と診断され、液状のステロイド薬を処方されました。
ステロイド薬を使ってみると、あれだけ悩んだ肌荒れが数日で改善。
その後も皮膚科を受診する度に同じ薬を処方されたので、特に疑うこともなく3年近く使用し続けました。
結果、だんだんとステロイド薬が効かなくなり過去最大の肌荒れが発生。
いつも通っていた皮膚科に対して不信感が芽生えたため、別の皮膚科を受診しました。
診断結果は、ステロイド薬の副作用・酒さ様皮膚炎。
長期間使用していたステロイド薬を止め、顔の痒みは飲み薬を飲むことで緩和させることになりました。
顔の腫れ・赤みに加え、皮膚の落屑に超乾燥肌。どれも大変でしたが、しんどい時期(約3ヶ月)を過ぎると肌荒れは大幅に軽減。
その後は酒さの治療に切り替え、処方されたロゼックスゲルのおかげで赤みも落ち着きました。
最近の肌状態は、気温差やストレスで頬が赤くなる程度。だいぶコントロールできるようになってきたと感じています。
酒さ様皮膚炎でつらい時期
スキンケア
肌の乾燥がひどかったので、洗顔は気になるところを水で軽く流すだけ。洗顔フォームにも刺激を感じたので、朝晩ともにそれだけでした。
皮膚科でヘパリン類似物質が配合されたローションを処方されましたが、私の肌には合わず1回で断念。
顔の熱い感覚が余計に増すようで、使用できませんでした。
以降、スキンケアはキュレルの化粧水(しっとり)だけ。
この化粧水を塗っても塗っても、やっぱり乾燥はしました。ただ、夜寝る前に使うとひんやりとして肌が少し落ち着き、眠りにつけるようになりました。
当時は肌の不快感から睡眠時間が減っていたので、それだけでも非常にありがたかったです。
使用方法は、いわゆるコットンパックで、化粧水1本を10日で使い切るペース。
コスパはあまり良くなかったけど、当時の私にはなくてはならない存在でした。
キュレルの製品は合わないものも多いけど(乳液やフェイスクリーム等)、この化粧水にはとても感謝しています。
メイク
どうしても必要なとき以外メイクは無し。
メイクをしたこともありましたが、落とす作業が刺激になったので、できる限り避けるようになりました。
外出時はつばの広い帽子とマスクで顔を隠すことが多かったです。
日焼け止め
酒さ様皮膚炎が少し改善したと思っていた時に、紫外線吸収剤入りの日焼け止めを使用。
その結果、顔が腫れ上がり大変な状態になりました。
日焼け止めは塗ったほうが肌にいいと聞いていましたが、酒さ様皮膚炎の場合は違うようです。
それ以降は日焼け止めを塗らず、紫外線の強い真夏も帽子だけでなんとか過ごしました。
紫外線は、日傘や帽子などを使用して物理的に避けるのが一番いいと思います。
最近になって、ノンケミカルの日焼け止めなら大丈夫だったのかもと思うことはあります。
ただ、酒さ様皮膚炎の症状がつよいときは、日焼け止めの使用自体を避けた方が無難だと思います。
まとめ
酒さ様皮膚炎だった頃のことをお伝えしました。
赤みは日々の対策を怠るとぶり返すこともあります。
長い目で見てのんびりと、これからも付き合っていくつもりです。
低刺激なスキンケアを探すなら、【シェルシュール】もオススメ。
酒さ様皮膚炎を経験した私の肌も安心して潤う、やさしい使い心地の製品が多いです。
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