南海トラフ地震の可能性が高まっている今、防災グッズについて考えてみました。
防災グッズについて考えてみて思うこと
地震が起きた時のために防災グッズは必要です。
ただ、実際いつどこで地震が起きるかは誰にも分かりません。
防災グッズの入ったリュックを準備しても備蓄をたくさんしても、地震が起こった後それらを利用できる環境にあるかも分かりません。
今週は特に、地震について普段より現実的に考える機会が多くなりました。
私の考えは、こんな感じです。
まずは命が大切。
まずは命が大切。
地震が起こった時に一番大切なのは、身軽に行動できることです。
南海トラフ地震のように津波がセットで起きると考えられる場合、早く高台まで行ければ命が助かる可能性が高まります。
その段階で、防災グッズの有無は関係ないように思います。
備蓄に関しても、津波が来てしまえば高確率で家は沈みます。家に食料や水があったとて、使い物にはならないでしょう。
じゃあ、どうするか。
じゃあ、どうするか。
私の場合、いつも持ち歩いているバッグの中身を少しだけ充実させることが現実的だと思いました。
例えばモバイルバッテリー。
遠くに出かけるとき以外は持ち歩いていませんでしたが、最近は常に携帯するようにしています。
あとは現金。
ほぼすべての支払いがスマホやカードで可能ですが、地震が起きた後はそうもいきません。
電話や自販機など小銭があれば利用できる設備がぐっと増えるので、最近はお財布の中に小銭をわざと残しておくようにしています。
多めの常備薬。
痛み止めや胃腸薬、病院で処方されたお薬等は、普段より少し多めに持ち歩いています。
在宅中ならどうするか。
じゃあ、もし在宅中に地震が起こったら。
私なら、普段使っているバッグを持って避難に備えます。
普段使っているバッグなら、家にいる時に地震が起こってもさっと掴むことが可能。
「防災セットはどこに置いたっけ?」と考える間もなく行動に移せます。
一刻を争う状態で、普段の習慣に勝るものはないでしょう。
また、就寝時は手の届く場所に靴と靴下を。
ガラスの破片が飛んできても大丈夫なように、袋に入れた状態で置いています。
備蓄は命があってのもの。
水や食料を備蓄しておくことは大切ですが、それが必要になるのは命が助かってからのこと。
もちろんあるに越したことはありませんが、ローリングストックができていれば、わざわざ買う必要もないかもしれません。
水や食料は普段の生活で利用しながら補充していければ大丈夫。
カップラーメンや日持ちするパン等、簡単に食事をすませたいとき用に常備しておくと結構助かりますからね。
それに、フリーズドライやアルファ米なら、旅行やアウトドアでの利用も可能です。簡単に作れて美味しいですよ。
もう一つあると良いのが、浄水器。
手のひらサイズで高性能。多くの登山家に愛用されているので、信頼性もバッチリです。
まとめ
以上が私の防災グッズに対しての考えです。
たくさん用意しておけば心強いですが、かといって災害時に必ず利用できる環境にあるかは分かりません。
理想と現実を考えたとき、自分にできるちょうどいい備えはこのくらいかなと思いました。
考え方は人それぞれです。
いつ起きるか分からない地震。できる範囲で対応していけると良いですよね。
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